依頼人が弁護士に裁判の進行状況や訴訟の戦況について知りたいときは、時間を決めて面会して話を聞くのがよりよい方法です。

マメな報告が基本

 

もし債務整理などで裁判になった場合、裁判というのは相手があって進行していくので、そのつど新たな局面が展開することが多いでしょう。
予想通りにことが運ぶこともあるし、予期しない反論を受けることもあります。

 

 

代理人として法廷に出る弁護士は、その裁判の展開を、詳細に依頼者に報告することが正しい態度なのです。

 

 

民事の場合は、依頼者は弁護士に任せれば、自分がいちいち法廷にでなくてもいいのです。
ただし裁判の後は必ず弁護士からの報告を受け、その中身について不明な点は質問しておくことが大事です。

 

弁護士はきちんと論点を誠意を持って答えてくれるはずです。

 

「まかせておきなさい」
「もうすぐ判決がでます」

 

といって答えをぼかしたり、いつも抽象的な事しかいわない弁護士は、その誠意と力量を疑われても仕方ありません。

 

 

 

実際にこんなエピソードがあります。

 

裁判が長引いてる為に依頼者に激しくせっつかれ、かつ勝訴に対して過剰な期待をされ、弁護士は困りました。
そしていまさら裁判が負けそうだとは言えなくなり、仕方なく勝訴しましたとの嘘の報告をしたのです。

 

勝訴したのなら相手の債権回収をしなければなりません。

 

困った挙げ句、弁護士は債権回収の金銭を自腹を切って依頼者に渡したというのです。
依頼者にはお金が返ってきたのですから文句はないですが、裁判の判決について依頼者に嘘をついたという事で、この弁護士は弁護士会で懲戒の対象になりました。

 

 

裁判

裁判の中身によりますが、訴訟の進行によっては和解による全面解決の提案もあるでしょうし、戦況が不利に展開する事もあると思います。

 

しかし、たとえ撤退する場合でも退き際をきちんと説明し、見通しを語り、依頼者にとって一番有利な道を示唆してくれる弁護士こそが良い弁護士と言えるでしょう。

 

 

ところで、依頼人が弁護士に裁判の進行状況や訴訟の戦況について知りたいときは、時間を決めて面会して話を聞くのがよりよい方法です。

 

どうしても面会の時間が取れないときは、手紙やファックスによる書状での質問や回答のやり取りをお勧めします。

 

弁護士は多忙ですので、電話やEメールではすぐに答える時間を取れない場合もあるからです。

 

⇒親身になってくれる弁護士は心強い